ミスマッチによる採用後のトラブルを防ぐためのポイントは何ですか?

ミスマッチを防止するために不可欠な3つのチェックポイントがあります。

①必要なスキルを持っているか?
採用してから「こんなこともできないの?」とならないために、これだけは絶対必要というスキルについてはテスト(試験)をしましょう。
(テストの例)
・事務員の場合:エクセルで表を作ってもらう。
・現場員の場合:実際に工具を使って作業してもらう
・専門職の場合:筆記テストで知識を確認する
・店員の場合 :お客様への挨拶で、声や表情を確認する  

②会社の方針や社風を理解・共感しているか?
経営方針・朝礼・会議、懇親会・社外活動などの実態を説明した上で、共感できるかを確認します。
中小企業はリソースの弱さを人間関係やコミュニケーションでカバーする必要がありますので、企業文化に合う合わないは企業運営の重要ポイントとなります。

③労働条件を理解、納得しているか?
給料のほか、残業や休日出勤の実態を説明し、きちんと理解をしているかを確認します。
応募者によっては給料や休日の事を聞くとでマイナス評価されると考え質問を躊躇する人もいます。
会社側から疑問を引き出してあげることがポイントです。

(補足)
・面接を複数回行うことで、お互いに確認モレを防ぐことができます。
・勢いで採用せず、数日の考慮期間をおきましょう。
・スキル等に不安があり正社員での採用に不安がある場合、有期契約(期間の定めのある契約)として 
 の契約を提案することも検討しましょう。
 なお、最初から有期契約の予定にもかかわらず正社員募集として誘引することはNGです。

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