中小企業診断士

よくある労務相談

会社批判ばかりする管理職にはどう対応すべきですか?

まずは管理職としての役割を十分に認識させた上で、適切な言動をするように指導します。改善の見込みがない場合は、管理職としての適性がないと判断して管理職から外すことも選択肢です。 管理職の役割の中でも特に重要なことは、「企業理念や会社方...
よくある労務相談

仕事中にスマホばかり見ている社員に会社はどう対応すべきですか?

スマホを使用している理由を確認し、業務とは関係のないことをしているのであれば職務専念義務の違反として改善を求めます。労働者は勤務時間中は自分の職務に専念する義務があります。これを職務専念義務といい、雇用契約における労働者の義務のひとつとさ...
よくある労務相談

社内ルールを守らない社員へ会社はどう対応すべきですか?

社内ルールを守らない場合、企業秩序遵守義務を果たしていないものとして改善を求めます。労働者は職場のルールを守る義務があります。これを企業秩序遵守義務といい、雇用契約に付随する労働者の義務のひとつでとされています。 また一般的な就業規...
よくある労務相談

配置転換を拒否する社員へ会社はどう対応すべきですか?

配置転換は、就業規則等に記載され、かつ合理的に運用されている場合には正当な業務命令となります。よって、配置転換を拒否する社員に対しては業務命令違反として対応することとなります。 (留意点)社員の事情を考慮しない配置転換命令は、権利の...
よくある労務相談

業務命令に従わない社員へ会社はどう対応すべきですか?

業務命令に従わない社員には、業務命令違反として以下の流れで改善を図ります。 ①注意・指導可能な限り(口頭だけではなく)書面で行います。この際、本人に自ら問題点と改善すべき点を記載させることが重要です。 ②制裁・懲戒注意や指導で...
よくある労務相談

休日に社用車で交通事故をおこした社員への対応は?                     懲戒は可能ですか?

休日とはいえ、社用車による従業員の事故は会社が使用者責任や運行供用者責任を問われる可能性があります。よって、社用車のプライベート使用はさせないべきです。                 プライベート使用禁止のルールを破った上での交通...
よくある労務相談

ついに中小企業も月60時間を超える残業は50%に! 2023年4月~

月60時間にカウントされる時間外労働・休日労働とは? すでに大企業では2010年4月1日より施行されている月60時間超の割増率50%の法定割増率が、中小企業においても2023年4月1日から適用されます。 これまで、残業時間の長...
よくある労務相談

会社は残業や休日労働を強制できるのか?拒否されたら会社はどうすべきか?

残業や休日労働が労働者の義務となる前提とは 昨今の働き方改革により残業や休日労働は減る傾向にあります。ワークライフバランスの観点からも好ましいことだと思います。しかしながら、仕事にはシーズンによる繁閑や突発的なトラブルなどで定時内に...
経営のキホン知識

どの成長戦略を選びますか?事業計画や補助金申請に役立つ「アンゾフの成長マトリクス」

アンゾフの成長マトリクスとは成長戦略の方向性を見つけるフレームワーク 新型コロナ禍、人材不足、脱炭素などにより事業環境が変化する中で企業は成長を目指して模索する必要があります。そのような時、事業をどのように成長させるべきかの方向性を...
よくある労務相談

試用期間の長さに制限はあるのか?試用期間にはいくつかの意味がある?

試用期間にはいくつかの意味がある 多くの会社で用いられている試用期間。この試用期間は法的にいくつか意味があり全く別のものです。 ①労働基準法上の「試みの使用期間」としての試用期間 ②民事法上の「解約権留保付契約期間」とし...
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